出張鉄(18) みちのく一人旅 往路篇 送迎バスで志津川へ

<1月16日>
仙台駅東口から目的地へは送迎シャトルバスが運行されているというのでこれから乗車。
当初聞いた話では、10人乗りのハイエースに乗って2時間半の道のりということだったので、それなら酔っぱらって寝てしまえばいいや、という簡単に考えていたのだが、其処に待っていたのは大型観光バス。

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しかも2台。

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荷物をトランクに預けると、想定外のほぼ満席。
一番後を一人で陣取ってる、目的地に対して何とも場違いな恰好の(さっきのはやての隣席風)紳士に半分席を譲って貰う。
暫く仙台市内を東北方向へ向かって進む。
R4とか、R45とか通ったことのある国道番号が出てきた。
そう、松島の山手を進んでいるのだ。
やがて三陸自動車道というのが並ぶけど、バスは上がろうとしない。
どこまで下道を行くんだろうと、仙台駅前を出発してから1時間ほど経ったところの鳴瀬奥松島ICから乗った。
料金所のゲート、潜ったかな?

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そして乗って直ぐの矢本PAでトイレ休憩。
石巻市郊外を真っ直ぐな築堤で抜けていくが、対面通行のためなのか流れが悪い。
と、思ったら反対側上り線で少し間隔を空けて2件の追突事故が発生、こちらの下り線側は事故見渋滞だった。
そのまま、石巻を通過して桃生津山ICで降り、雪深い峠道を下っていくと運転手さんから後少しで到着する旨をアナウンス。
いつしか国道は集落の中に入っていたのだが、道の両側に連ねていた建物が標高が下がるに連れてぱったり無くなってしまった。

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運転手さんが、この辺りまで津波が川を遡ってきたと説明。
見れば進行方向、川下の向こうに海が確認できた。

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よくよく車窓の左手を見ると、鉄道らしき路盤やコンクリート製の高架が見える。
そう、柳津(やないづ)から気仙沼まで運行が休止されている気仙沼線だ。
事業主のJR東日本が鉄道としてのインフラ復旧を事実上断念したのか、先月BRT(Bus Rapid Transit:バス高速移動システム)による本格的運行復旧が為されたばかり。
橋梁部は流失し、路盤は流され、所々線路があめのように変形している箇所も。

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真新しい水産物加工所や建設会社の建家の間を縫って山道を下ると、海の手前にだだっ広い雪原に出た。
そこはだだっ広い雪原ではなく、かつて家屋や商店が建ち並んでいた町並だったのだ。
流石に今は撤去されたが、昨年訪れた先輩曰く、そこら中に瓦礫がの山が大地の如く積み上げられていたそうだ。
かつての集落を抜けると、目的地の観光ホテルに到着。
せり出した崖に建てられた観光ホテルではあるが、海面から10mは高いという2F(大浴場)まで津波が到達したと運転手さん。

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到着したホテルが大層立派なのと、その宿泊客の多さ(大型バス2台分)にビックリ。

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眼前に拡がる、今は穏やかなこの海(志津川湾)が、震災当日には津波を伴って襲かかったのだ。

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