災害ボランティアに微力ながら貢献

<1月18日>
今朝、寒くて目が醒めた。
いくら完全空調のホテルとはいえ、掛け布団一枚では寒かった。

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カーテンを開け眼前に拡がる海を見ると、海面から霧が立ち上っている。
海霧か?
海水よりも大気温の方が低いという確たる証拠。
体を暖めに風呂へ。
折角だからと露天風呂へ出てみると、瞬間冷却。
とても寒いったら無い。
大宴会場でのブッフェ朝食を済ませ、完璧防寒対策でいざ出動。

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見事な朝日だ。
仮設営業(プレハブ店舗)のコンビニで昼食を先に調達。
現場でお昼だというので、選択肢は発生するゴミが少ないおむすびやサンドイッチに集約される。

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町の高台にあるボランティアセンターへ8:30に集合。
ボラセンはベイサイドアリーナと呼ばれる町営体育館に隣接しており、この場所には南三陸町役場の仮庁舎や公立の診療所が併設されているなど目下、町の中心として機能している。
BRTの気仙沼線にもベイサイドアリーナ駅が新設され、元の線路から迂回経路が採られるなど利用者の利便性が考慮されている点は、誠に良いことだと思う。

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これがBRTとなった気仙沼線の列車。
広大な駐車場には、遠くは大分、宮崎といった九州ナンバーの車も。
大型バスでやってくる団体もいる。
平日で数が少ないかと思いきや、まだまだ復興が途上にあるということの現れか。
ボラセンのリーダー(大分から仕事を一年間休職されてやってきたそうだ)から、担当する作業内容と注意事項について説明を受ける。
※基本写真撮影は禁止、住んでいた家が流されてしまったのだから、感情を思えば当然至極。
本日、我々は瓦礫処理に従事、少し離れた旧歌津町の港地区という場所での作業とのこと。
ちなみに、今朝は今冬一番の冷え込みだったそうで最低気温-12℃だったって!
そりゃあ寒いハズだよ・・・
現場に到着、道路脇の空地(私有地)に積み上げられた瓦礫を分別して、直ぐ脇を流れる河原に設けられた所定の集積所まで運ぶ。
倒木(流木)、鉄筋コンクリート(建家、暗渠のフタ)、鉄骨、ガラス、家電品、瓦・・・
焼却できる物、再生可能な物(もちろん細分化されている)、その他(埋立?)の大まかに言うと3種類の処理方法で分別される。
リーダーが黒っぽい薄板を手に取って見せてくれた。
それは、地元特産の天然スレート。
復元したJR東京駅丸ノ内駅舎の屋根はこの辺りのスレートを使って葺いたとのこと。
結構高価な物だそうで、もちろんこれも再生するという。
コンクリ片を集めてネコ(一輪車)を押して破棄。
ネコ扱ったのは何年振りだ?
少し働いただけで汗が出てきた。
これではイカンと、上着を脱ぐ。
1時間作業して小休止を繰り返す。
何時しか空は曇ってきて、風が吹き始めた。
そして昼食。
おむすびは冷蔵庫に入れてあったかの如く冷たい。
せめてカップヌードルを食べたかった。
(登山用のストーブを持ってくればヨカッタって、そんなの持参してたら新幹線乗れない?)
暖かいお茶すらも無く・・・
震災当初、避難所で支給された食事はお弁当やコンビニのおむすび・・・
贅沢を言っちゃイカンとは思うが、寒いときはやはり暖かい物を口にしないと、物理的に暖まらないのはもちろん、精神衛生上も良くないと思った。
普段からそれ相応の備えというのが必要なんだなぁと。
午後からは川沿いの建物跡の瓦礫処理。
少しだけ残されたブロック塀の解体に取り掛かった。
石頭を振り上げ、どりゃーっと振り下ろす。
残念ながら素人が気張ったところで、そうそう壊れる物でもない。
それでも、指令は全うせねばならないから一所懸命振り下ろすのだ。
今朝の予報では午後から吹雪くなんて言ってたけど、本当に雪が降ってきた。
振り方も半端では無いし、気温が低い(氷点下)のでみるみる間に積もっていく。
寒いっ。

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クルマのフロントガラスや屋根があっと言う間に真っ白に。
降り方が激しさを増し、風も強くなり作業は当初の予定より30分早く切り上げられた。

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本当に歓迎されない天気予報というのはよく当たる。
汗かいて、冷やされて、雪に濡れて・・・
はやく温泉に浸かりたい。

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