すわ・・・

<8月8日>

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今日は、朝からずっと報告書のまとめやら国内外の方々とのメール連絡など盆休みを控えた雑務で明け暮れた一日だったが、そんな一日があと4分で終ろうという正にその時、わたしのXperiaはもとより、150名近くが在籍するだだっ広い事務所のあちらこちらから一斉にあの一番聞きたくない音が響き渡った。
えっ・・・、ウソ・・・
奈良県で震度7って・・・
震度7が来るって言われても、どうしたらいいんですか?
と、事務所の女の子。
確かにそうだ。
巨大な揺れが襲ってきて、デスクの下に待避したからと言って、どうなるというのだろう。
少なくとも軽量天井のジプトーン板や灯具の直撃は避けられそうだが、たとえそれだけでも実行するか否かが生死を別けるのだから、実行するにこしたことはない、と思った。
携帯のインターネットラジオでNHKを聞いてみる。
高校野球の中継から一変、地震に備える旨が繰り返し流れてくるが、やがて震源と思しき関西地方では大きな揺れを観測していないと報じた。
何事も無くてよかった・・・
仕事の残りをやっつけるが、エリアメールで完全に流れを断たれてしまった感じだ。
その後も携帯には新幹線(東海道・山陽)が停電で止まったという情報がバンバン入ってくる。
大きな揺れが想定される場合、即座に送電を停止して脱線転覆という最悪のシナリオを回避するための措置だが、皆口々にこの夏の暑い最中に新幹線が停まって、大迷惑だと。
わたしもかつて通学時代に一度だけ経験があるが、熱海-小田原間のトンネル内で停まってしまい、非常灯だけの薄暗い車内で空調は使えず、自動ドアも開かず、僅か30分程度で通電が復旧、直ちに運行も再開されたが、秋口とはいえ蒸すような暑さだった。
帰宅すると、どの報道番組とも、気象庁の誤報だと、繰り返し報じていた。
街のインタビューで、オオカミ少年云々と述べる人がいた。
誤報?
オオカミ少年?
事実、誤った判断かもしれないが、何事も無かったことに安堵できないものか?
前の巨大地震から未だに続く余震で、会議中だろうが食事中だろうが処構わず鳴り響いた、あの音。
鳴るたびに揺れたから、ナーバスになったヒトも大勢いるだろう。
わたしは、寧ろ『誤報』だった(揺れなかった)ことに感謝したい。
家族はどうたったか?
聞けばその時間、子供らがHDD録画のトムとジェリーを観てゲラゲラ笑っていたそうで、隣室のテレビから緊急地震速報を告げる大きな音が聞こえてチャンネルを変え、知ったそうだ。
何事も無くて、ホント良かった。

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