団体旅行⑤ 全日空機体工場見学

<4月30日>

目的地まで移動するのに、ターミナルビルからバスに乗っての移動。
地上階のバス乗り場まで、やたらガタイの良いゲルマン人の乗務員らと遭遇。
とにかく大所帯だなと思ったら、つい先程ルフトハンザのB747が到着したらしい。
LHほどの大手が、まだB747を飛ばしているんだね。
思い返せば、人生二度目のB747はローマのレオナルド・ダ・ヴィンチ空港から仁川まで乗ったLH機だった。
夜行便だが、搭乗したエコノミー後部は清々空いていて快適だった。
両サイドの窓側に医療用ストレッチャーが備え付けられていたのが印象に残っている。

そのゲルマン民族と共にバスポートへ大移動。
自分たちの団体バスに乗って移動するのだが、羽田空港一体の道路は時計方向に一方通行のため、国際線ターミナルから目的地へ移動するのに一旦、湾岸道路(R357)の東行きに出て、最初の交差点で西行きにUターンするというあんばい。
国内線の第一ターミナル横を通り、首都高をオーバーパスしたところが目的地。
全日空の機体メンテナンスセンターである。

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今からここを見学するのである。
ちなみに、未就学児(小学生未満の乳幼児)と酒気帯び者の見学は禁止。
だから、お昼に蕎麦で一杯♪
とは、相成らず。

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到着すると、最初に講堂のような大部屋へ通される。
同じ時間に見学する他の団体さんかと思いきや、その殆どが個人見学者でビックリ。
どうみても、出張ついでだろう(ヒトのこと言えた義理では無いケド)風体のビジネスマンが独りでカメラ片手に見学にやってきている。

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ここで、案内のお姉さんから見学に当たっての諸注意と飛行機の仕組みについての座学。
飛行機はなぜ飛ぶのか?
そこに空があるから、ではなく。
主翼に発生する揚力が機体の質量を上回った時に浮き上がるから。
なうほど。
B767のエンジン一基の値段とか、タイヤの中身とか。
ちなみに、着陸時の対地速度は350km/hほどだそう。
F1並みのタイヤ性能ってことだよ。
着陸時の耐衝撃性を考慮すると、ターマックステージのラリー車が350km/hでぶっ飛ばすという方が、理解し易いかな。

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うんちくはいいから、ヘルメットを被って出発。
1グループ20名ほどにまとまって移動する。

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一般の製造業にありがちな、お客様見学コースを歩かされるのかと思ったら

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そうではなく、広大なピットの中を割とおおらかに見学する。

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もちろん、作業中の部位や整備中の機体直下に立ち入るのはNG。

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それでも、間近にまで案内してもらえる。

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整備中のB777と、もう一機B787が羽を休めていた。

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機体の周囲には大層システマチックな点検用足場(?)が組まれる

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テルハの如く、桁移動式ゴンドラに点検作業員が乗って、垂直尾翼の検修を行うのだと。
おとうさんは飛行機そのものよりも、これら設備の方に興味が湧いた。

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これは、飛行機のジャッキ。
形状から察するに、クルマで言うウマ兼用だろうか。

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B787の主翼。
燃費向上に寄与してるんだっけ。
MADE IN 名古屋なのは、垂直尾翼だっけ?

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記念撮影。
日の丸が頼もしく見えるのはなぜだ?

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B787のエンジン。

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このエンブレムを見て真っ先に思い出すのは、サンダーバードのペネロープ(声:黒柳徹子)号だ。
残念ながらB787の場合、エンブレムの下から機関銃の銃身は出てこない。

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エンジンのフロントビュー
フィン形状が従来のエンジンとは異なっているのが判る。
空力を追求した結果の高効率なフィン形状なのだろう。

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ここでも記念撮影。
その大きさがよく判るとおもう。

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間近から見上げる機体

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なかなかの迫力

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ここまで、自由に寄って見学させてくれるのだ。
コースからはみ出そうものなら、即注意される製造業の工場見学とはエライ違いだ。

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格納庫の直ぐ目の前が(と言っても数百メートル先だけど)滑走路。

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格納庫脇にもB787がいて、タラップが横付けされている。
良く見るとあっちのB787には日の丸が描かれていない。
説明のお姉さんによれば、あちらは国際線仕様の新造機だそうで、米国ボーイング社から羽田に到着したばかりの機体だそうな。
納車したてってことか。

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ちなみに庫(クラ)の中の機体は、B787-8(8番台ではなく、ダッシュ8と称するのだそうな)の国内線仕様。
外の新車はB787-9(9番台:× ダッシュ9:○)の、国際線仕様、シートピッチ(=搭乗員数)が異なるようだ。
一等座席の有無かな?

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納車ほやほやの-9の脇を、B767(?)が着陸。

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羽田空港で、このアングルの撮影って中々出来ないと思うよ。

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ヒコーキのディテール好きなヒトには堪らんでしょうな。

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わたしには判らんけど。

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床に印された停止位置目標「B4-400」。
B747 400番台用ということか。
どこかの航空会社へ転出する前に整備が必要だから残してあるということなのだろうか?
静岡駅の500系停止位置目標(300系も)はとっくに消されてしまったが、ココにはまだジャンボジェットの面影が残っている。
どこか、郷愁を誘うモノがあるな。
何せ、生まれて初めて乗った飛行機は、全日空のB747だったからなぁ・・・

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なんだかんだで1時間の整備工場見学は終了。
次から次へと急かされないのがとてもよかった。

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ガンダムもいいけど、スター・ウォーズを見たかったな。


撮影は自由だが、ブログやWebサイト、SNSへの掲載、投稿にあたっては、当局の検閲、もとい、全日空側の確認が必要だという。
本スレッドの画像は、すべて確認・認許済みであることを記し、この稿を締める。

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