さらば、ブルートレイン 東北本線 日暮里-鶯谷間にて最終8007列車捕捉

<8月21日>

低く垂れ込めた黒雲から、ザーーーーーーーーーーっと土砂降りの雨に。
「泪雨」なんて情緒的レベルを超えている。
こちらはビジネス姿で、しかもこの後もひと仕業残しているというのに、何てことだ。
堪らず、折りたたみ傘を開く。
しかしながら、鉄格子越しの撮影、傘をさしながらなどとても出来ない。
また、ボディは防滴だがレンズは未対応。
ハンドタオルをレンズに被せ、「その時」に備える。
露出は下がる一方だが、ブレるよりはマシだと、ISO感度を1600にまで上げ、f2.8でどうにか撮影できそう。
すると、地平下り線のチカチカが点滅を開始。
雨脚が少し弱まり、ラッキー!
と思って傘を畳んだら、再びザーーーーーーーーーーーーーっと。
このイカレ天気、地球温暖化の元凶め、出て来ーーーーい!
と、半分独り言。
EF510の前部標識灯が見えるまでは傘を差して堪える。

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やがて、レール踏面が光り輝き、4つの灯りが接近。
傘を畳んで足元に置き、レンズを格子の間にくっつけて構図確認。

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どりゃーーー!
って叫んだヒトは居なかったけど、ココに居合わせたヒト一同皆同じ気持ちだったと(勝手に)思うよ。
とうとう、やってきてしまった最期の時。

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列車番号第8007列車
寝台特急「北斗星」の札幌行き最終列車

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無我夢中で反対側に翻って、去り行くオハネフ25を追った。

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AFが迷ったが、その画はまさに「赤いランプの終列車」。
これが、「蒼い流れ星:ブルートレイン」との今生の別れとなった。
先週の8/11に、息子と一緒に上野駅で8007レの発車を見届けた。
息子にとって初めて見た「北斗星」であったが、「富士・はやぶさ」以来2回目に見たブルトレが最期となってしまった。
乗せてあげたかったな・・・
どうしても乗りたかったら、自分で貯金してタイ国鉄のに乗りなさい。
わたしは遠慮したい(南○虫とかが棲息してそうで・・・)
動かないホテルなら、岩手県の岩泉か、はたまた九州か・・・
成否はともかく、最期の下りブルトレを撮像素子に焼き付けることができた。
ご一緒した方々、揃っていい笑顔。
雨脚は弱まらず、京成電車のガードしたに待避、機材をサッと拭いてバッグに。
17:30には戻っていたいので、川崎の御仁に一昨日のお礼も兼ねて挨拶し、大急ぎで日暮里駅へと戻った。

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