ソラシド初搭乗(国内線28年振り)

<4月19日>
17日は熊谷で投宿、明けて18日は用務二日目を終え夕方の湘南新宿ラインで新宿へ移動。
高崎始発で、混雑していたが往路同様1号車のクロスシートにどうにか着席。
だけど、運転していた冷房から吹き出す風がカビ臭くて辟易。
新宿に到着したときは頭が痛くなっていた。
この日の宿は西新宿。
南口から重たい荷物を持って地下道を歩く。
どうして、東京はヒトばかりなんだ。
本当は博多から上ってくる黄色を東京駅で補足しようと思ったのだが、そんな気力も失せてきた。
築年数が相当が経っている宿に到着。
今夜も外国人旅行者が多そうだ。
チェックインして部屋に入ると、なんだこの臭いは。
爺さんのポマードなのか、はたまた加齢臭なのか。
たまらず窓全壊。
部屋交換を訴えるも、禁煙室の空きが無いと無慈悲な回答。
これで東京駅まで遠征する機運が経たれてしまった。
とにかく、空腹を満たしてシャワー浴びて一杯飲んで寝ようと、外に出てすき家のカレー牛丼が無性に食べたくなり、捜すも有るのは吉牛と松牛ばかり。
結局ヨドバシとマップを見て甲州街道を引き返した。
帰宅のサラリーマンが次から次へと前からやって来てその流れに逆らって歩くだけで疲れてしまった。
結局、とんかつかつやという静岡では見たことの無い店(※東名の静岡IC近くに存在する模様。新東名が出来てから静岡IC方面へは行かなくなったのでノーマークだった)に入って、ミニカツ丼とミニ豚汁を食す。
一杯飲みたかったが、食券の券売機にビールの文字を見付けることが出来なかった、というか探し出す気力もなかった。
でも豚汁が美味しくて、少し救われたよ。
で、7-11でオヤヂ缶を4本買って部屋に戻り、速攻シャワー浴びて一杯傾ける。
相変わらず部屋が臭い。
なんとかならんモノかと窓を明けると、右隣りの賃貸マンションを事務所代わりに仕事中のオッサンと目が合う。
前回泊まった時の印象は、暗くて見た目綺麗では無いし外国人も大勢いて煩かったけど、まだ部屋が広かったからか今ほど不快ではなかった。
が、なんだよ今日の部屋は!
ツインのクセに、無理矢理ベッド二組と、空いた空間に強引にソファとテーブルを配置しているので、ベッドの上以外に居るスペースが無い。
昨夜の熊谷が新しくて綺麗で広くて快適だっただけに、雲泥の差。
いくら頼んでブッキングして貰ったとはいえ、もう少しなんとからならんものか?
こんなんだったら一旦静岡へ帰れば良かった。
結局、加齢臭に苛まされ、発泡酒を2リットル呑んでも一睡も出来ず、19日の朝を迎えた。

チェックインでは謝意を示さず、無言で出発。
我ながら横柄な態度だと思いながらも、ささやかな抵抗なのだ。
西新宿から羽田、どう行けば良いかな?
乗換が少なそうなのは都庁前から大江戸線で大門へ出て、浅草線で泉岳寺経由京浜急行か、浜松町から東京モノレールのどちらか。
帰りは、新幹線をEX予約済み。
指定は東京からだが、品川からでも乗れるので、京急は帰りにするか。
と、いうわけで重い荷物を持ち、ラッシュが始まった大江戸線大門駅から国際貿易センタービルの階段を上がってモノレールの浜松町駅へ。
年季の入った階段だなぁ。
考えてみりゃ、物心ついたときから存在するもんな。
プラレールのひかりごうとモノレールセットってのを弟が持ってたしな。
JRからの連絡通路から大勢やってきて、その流れに乗ったまま改札を入場。
Suica持っててヨカッタ。
座りたいから、後発のレーンに並ぶ。
乗るのも久しぶりだ、多分35年以上経ってるぞ。
赤白ツートンの車両しか印象に無い。
朝の8時代、本数は多いが、混雑が凄い。
どうにかロングシートに着席。
途端に眠気が襲ってきた。
そらしどは全日空系だから、第2ターミナルだから終点だし。
と思ったら天王洲アイルの辺りで、大井への回送線を東京駅へと向かうN700Aを発見。
おーーー、500系が現役だった時に訪れていれば・・・
後悔の重なる人生だこと。
新宿なんぞ泊まらずに、端からこっちに泊まればヨカッタ。

羽田空港第2ビルに到着。
羽田にやってきたのは何年振りだろうか?
ビッグバードとか呼ばれる遙か以前、高校二年の修学旅行でここから千歳(今の新千歳空港ではない)まで、人生初飛行して以来だから、実に28年振りだ。
その時乗ったのは、全日空のB747だった。
子供の頃、飛行機図鑑か何かで見たジャンボの二階席とは、グランクラス(≒一等)であるという解説で、アラブの王様みたいな恰好をした浅黒い髭のオヤジがキャバクラみたいに真っ赤なソファに腰掛けているような写真が載っていたような気がしたが、全日空のは普通車(≒三等)だった。
乗る飛行機はソラシドエアのSNA33便ってヤツだけど、事前に渡された航空券にはANA3733とある。
すなわち、ソラシドエアの飛行機に全日空の料金で乗るというヤツだ。
貧乏人根性丸出しで、スズメの泪ほどのマイレージでさえも登録してやろうと、全日空の自動受付機に航空券とカードを入れるが、登録できませんとつれない表示。
するとカードと一緒に何やら紙が吐き出された。
見れば、この紙が出てきたヒトはカウンターに来なさいとある。
言われるがまま有人カウンターへ行ってみれば行列で順番待ちだったが、中国やタイの空港に較べれば短いモノだ。
待つこと暫し、順番が巡ってきてカウンターのオネイサンに事情を説明すると、判ったと。
何やらQRコードを読み取ったり、端末を叩いたりしながら、通路側の座席で良いかと問われたので、たまには富士山を上から眺めてみたくなり窓側を所望したら、非リクライニングシートしか無いと。
なら、辞めておこう。
すると、オネイサンがこの搭乗券は直接搭乗口まで行けるし、マイレージはキヨスクで登録できるから次回から・・・
搭乗口に直行できるチケットだということはは、そこに書かれているから読みゃ判るが、キヨスクなんて知るかよ!
鉄に向かってキヨスクっつったら売店さ、こっちのエリアならNEWDAYSじゃん。
そもそも、誰もが皆飛行機に乗り慣れてるとは思わんでくれ。
こちとら、28年間国内線なんざ乗ったことも無い。
しかも28年前だっても団体だよ、集団にくっついてって改札通っただけだ、乗り方なんざ知るか!
成田はパスポートと切符とカードを渡せば全部やってくれるぞ。
広州白雲のCZカウンターだってもやってくれるぞ。
不愉快な気分になり、そのまま保安検査場へ。
荷物と上着を預けゲートを潜ろうとしたら、すみませんが、と言われざまに搭乗券を奪われ、バーコードリーダーにピっとかざされてから返された。
あぁ、そうか、国際線だとココでパスポートと一緒に見せるんだっけ・・・
今回はPCの持参は無いが、カメラがある。
この人、スーツ姿なのに、なぜこんなデカイカメラ持ってんだろって思われてるだろうな・・・
出国審査なんか無いので、コレで終わり。
国内線は楽だなー
搭乗口前で同行者と待ち合わせ。
案内に従って歩いていくと、階段下へと導かれた。
あららら、バスかい。
空は今にも雨が落ちてきそうなドン曇り。
LCCとはこんなものかね。
これでも一応、全日空の乗客なんですケド・・・
右隣のゲートは宮崎、左隣は大分とある。
ソラシドエアって対九州なんだね。
同行者と合流。
向こうに着いてから、出張先に入るまでの間に昼食の時間が無いので、機内で済まそうと売店で弁当を調達。
なぜか、横浜崎陽軒のシウマイや弁当が売られており、チャーハン弁当というのを購入。
レジ横にはマイルが貯まるみたいな事が書いてあったが、よくよく見るとわたしのカードは最下層のヤツなんで対象外。
ボーディングの時刻になり、優先搭乗としてお年寄り夫婦と赤ちゃん連れのお母さんがバスに乗っていった。搭乗開始、ずらーーーっとヒトが並び、今度は自分でQRコードをかざしてバスに乗る。
ターミナルの裾野を走っていくと、ちょっと大きめな全日空の機体が眼前を横切った。
見れば、どてっぱらにでっかく数字が・・・

画像

B787!
この画じゃ、判らんか・・・
今年1月の中国出張の直前、高松だか岡山だかで、バッテリーが火を噴いて全機飛行停止という憂き目。
トラクターに牽かれて何処かに引き回されているぞ。
そういえば昨夜のニュースでボ社が対策仕様は無問題だと米国当局に報告すると言ってたっけな。
早くも何か動きがあったのだろうか?
結構長くバスに揺られれ駐機場に到着。
黄緑色のソラシドB737-800は、機体にゆるキャラ人気ナンバーワンくまもんが描かれた、くまもん号だった。※画像なし
主翼の付け根辺りが割り当てられた座席。
ポケットにはシートピッチを広めに取ってますとの案内が。
うーん、よく判らないけど膝が当たることは無いようだ。
離陸の10:00になってもまだヒトが乗って来て、結局は満席。
そんなに往き来するモノなのか?
少し遅れてタキシング開始。
CAさんが通路に立っている。
いつまで安全確認してんだろ、と思ったら生でライフジャケットの説明をするためだった。
生で見るのは凄い久々だな。
そういえば、この飛行機にはモニターが無いし、シートサービスのヘッドホンも無いや。
ガタガタガタと誘導路を進んでいく。
成田もそうだが、拡張された羽田も広いなぁ。
右手に全日空の青い機体が縦列駐機。
見ればどれもB787、さっきの機体も居るのかな。
飛ぶことが出来ないから留まってるしかないだよな。
ターミナルビルを右手に見て進むと、今度は日航の機体が見えた。
第2ターミナルから第1ターミナルの方へ移動してるってことか。
やがてターミナルビルから格納庫っぽい建物へと景色が変わった角っちょに、何やら透明の柵に囲われた中に、飛行機が居る。
よく見れば、日航のB747だった。
去年引退したヤツのようだ。
てっきり西アジアとか南アジア方面の怪しい航空会社に売却されたモノだとばかり思ってた。
野晒しだが、保存してるつもりなのだろうか?
写真撮りたかったが、ここで携帯やデジカメを起動させたら国交省告示違反に問われる。
その747を時計回りに回り込んで羽田人工島の端っこまで来た模様。
滑走路が拡張されたとニュースで見覚えのある風景が眼前に拡がっている。
左舷側を航空機が次々と加速していく。
ココが滑走路の端か。
CAから、混雑のため20分遅れての離陸だと説明が入った。
えーー、向こうでの乗り継ぎがヤバイじゃん。
やっとこさで、こちらの番。
小さい飛行機だからあっという間に上がるだとうと思ったら以外に長く滑走する。
B747じゃあるまいし、何処まで加速すれば気が済むんだと思った刹那、ふわーーっと離陸した。
右下に海面が見えるから、南(南西)から北(北東)に向かって離陸したのだろう。
TDLを捜すが通路側からの視界では判らない。
やがて視界は雲の中。
これじゃとても富士山は見えないね。
ベルトサインが消え、機長から放送が流れる。
間もなく名古屋上空から伊勢湾に出るってさ、速っ。
普段ピーカンの日に自宅から空を見上げると、東北東から西南西に向かって幾筋もの飛行機雲が流れていくけど、その中の1つなんだろうな。
低い声のトーンからするに、全日空で定年を迎えたエルダー機長だろうと勝手に想像する。
日本人でヨカッタ。
と、いうのもLCCは人件費抑制のため、旧共産圏の某国空軍を退役した戦闘機乗りを雇用しているらしい、とのウワサを小耳に挟んだからだ。
ここで、機内サービス。
事前に調査では、ソフトドリンクの他に五島列島特産のアゴ出汁(トビウオの煮干しからとったダシ)が振る舞われるとか。
試しに飲んでみようかと思うと、人気あるだね。
並びの席の二人も同じオーダーだった。
濃厚なダシだった。
ここで後席の同行者が昼食にしましょうと、崎陽軒のチャーハン弁当を食す。
冷たいチャーハンではあるが、この暖かいアゴだしと合う合う。
この狭い機内で我々だけ食事を摂ってるのも如何なものかと思ったが致し方がない。
弁当を駈け込み、アゴダシのお代わりを貰おうと思ったら、くまもんのエプロンをしたCAさんがゴミになった弁当の包みを下げてくれ、なんだか申し訳なくてお代わりは頼めなくなった。
する事がなくて、機内誌を見る。
九州各地の観光名所とか、グルメだとかの情報が載っている。
機内販売の冊子を見ると、まぁ細々とした商売だこと。
先ほど配られた、アゴだしのスープってのも売ってるんだね。
見れば、ちらほら買ってるヒトがいるよ。
エンジンの騒音がやや低くなったかな?と思ったらベルトサイン。
あと15分で着陸だと。
雲を抜けると遙か眼下には山、長崎空港って海上空港でしょ?
何回か旋回しながら高度をどんどん下げいく。
やっと海の上に出たと思ったら、すぐそこが滑走路だった。
人生初長崎。
ボーディングブリッジから空港ビルに上陸。
荷物は預けてないので、素通り。
入国審査が無いからあっという間だ。
さて、ここから渡船に乗船。
出港時刻は過ぎているが、遅れて到着した当機を待っていてくれたようだ。
乗船券を買い求めて、艀に出る。
今朝の東京は寒かったが、長崎空港も風は冷たいが、太陽に日差しに力強さを感じる。
艀の両側に船が一艘ずつ係留されていて、SNA33/ANA3733からの乗り継ぎ客の大半はカラフルな塗装の船に、わたし達を含めたスーツ姿は白無地の船に乗船。
カラフルな船は、ハウステンボス行きだそうだ。
いいよなぁ~、こちらは用務・・・
出向して飛行機の中で食事を摂っといてヨカッタとつくづく思った。
大村湾は内海だが白波が立っていて、船は跳ねるように航行して、とても弁当なんぞ食べられる環境ではなかった・・・

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